第2章 蒼井翔太パパ編
某都内こちらのお宅でもはじめてのおつかいに出したいというお宅を見つけました。
声優、アーティストとして活躍中抜群の歌唱力の蒼井翔太さんです。お父さんの翔太さん(28)、お母さんの美奈子さん(27)、長女の蒼蘭ちゃん(3)、次女の美央ちゃん(1)の四人家族です。
まさに女の子だらけー女子力の高い蒼井さんらしい(笑)
今回、おつかいに挑戦するのは長女の蒼蘭ちゃんです。
「前回のたつにいのとこの放送を見て、やりたいって言い出したんですー」
何でも真似したがる年頃なのかなー。
当日
「なにーつくってうの?」
「んー?まんまだよー」
台所でお母さんがごはんの準備をしていました。
蒼蘭ちゃん、お母さんのすることに興味深々です。
「「「いただきまーす」」」
朝ごはんを皆で食べて、片付けも一緒に微笑ましいご家庭ですね。片付けを終えて、お母さんと妹さんは出かけていきました。
「蒼蘭ちゃん!」
「はいっ!」
向かい合う2人。
「信号渡るときはどうするんだったかな?」
「こう!」
ビシッと右手を上げる蒼蘭ちゃん。
「えらいえらい!!おねえちゃんは一人でおつかいいけるかなー?」
「うううう(泣)」
先程の笑顔が消えて愚図り始める蒼蘭ちゃん。
おや?赤ちゃん返りは終わったと聞いていたのですが。
「どうしたの?」
「でもね…ぱぱどこーってなっちゃうの(号泣)」
「えーでもぱぱ行けないからなー(涙)」
えーお父さんも赤ちゃん返り?(笑)
暫く泣きながらお互いを見つめ合います。
「んーじゃあジェ●トーニと一緒に行こ?それなら、一人じゃないよ!!」
お父さんが出してきたのは蒼蘭ちゃんお気に入りの某テーマパークのぬいぐるみ。えーこれで行けるのか。
「うん!!いけう!!」
ぬいぐるみを受け取り抱きしめて先程泣いてたのが嘘のような笑顔である。
「はい、これぱぱが作ったお守りだよー一緒に持っていってねー」
「あいあとーーー」
屈んでマイク付きお守りを肩にかけてあげるお父さん。
お金の入った財布をカバンに入れ、ぬいぐるみを背中にしょって元気よく出発です。
「じゃあ頑張ってねーーいってらっしゃーい」
「はーい!いってきまーしゅ」