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はじめてのおつかいパロ

第1章 鈴木達央パパ編


「じゃあ生クリームといちご買ってきてくれるか?」
「なまくりーむといちご、わかった!」

どうやらショートケーキを作るみたいですね。
屈んでマイク付きのお守りを渡すお父さん。

「はい、お守りーーー!!父さん、スポンジ作って待ってるから美央一人で頼むぞ!!」
「うん!!おとこだからできう!」
「うっし、偉いぞーー!!!!!」

鞄に財布を入れて出かける準備OKです。
“男だから出来る”最近はそれが口癖のように一段と成長した
美央くん。

「車に気をつけるんだぞ!!気をつけていってこい!!」
「はーーい!いってきまーーーーす!」

元気良く出発する美央くん。
心配しながら見守るお父さん。

「心配ですけど、美央なら出来ると思うんで大人しく待ってます」

心配しつつ見送って、すぐに家に入るお父さん。
美央くんは元気良く歩いていく。

「こんちはー」
「こんにちはー」

人に会ったら挨拶をするお父さんやお母さんに言われてることしっかり守ります。

「とうさんびっくりするだろうなーひとりでおつかい!!」

笑顔でずんずん進んで行く。
暫く歩くといつも買い物にくるスーパーに到着です。
お馴染みなので知り合いの店員さんもいるみたいです。

「美央くーん!!どうしたの??今日、一人?」
「うん、ひとりでおつかい!」
「そうなんー偉いねーーーー何買いにきたん?」
「とうさんがけーきつくるからなまくりーむといちご」
「お父さんがケーキ作るの?凄いなー生クリームといちごな」

お馴染みの店員のおばさんがお目当てのところまで案内してくれます。

「ケーキって今日は誕生日か何かなん?」
「今日はとーさんのしごとなかまとほーむぱーちー」
「そうなんやーいいねー楽しそうだねー!!」

おばちゃんのおかげで目的の物をカゴに入れ、レジに並んで会計済ませます。

「こんにちはーおねがいしましゅ」
「こんにちはーいらっしゃいー今日は一人?偉いねー」
「うん」
「××××になりまーす」
「はい、おねがいしましゅ」

しっかりお金を払います。

「はい、ありがとうーおつりですー」

しっかりお釣りを受け取ります。

「ありがとうございましたー」

お世話になった皆さんにしっかり挨拶して帰ります。

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