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【イケメン戦国】恋花謳〜コイハナウタ〜

第12章 恋知りの謌【謙信】湯治編 〜おしおき〜


美蘭の剃毛を終えると

寝着に袖を通しただけの2人は部屋に戻ってきた。


もう、美蘭が身につけるものは、謙信が美蘭を思い美蘭のために用意したものばかりである。

謙信は、自分好みの寝着を羽織っている美蘭の姿を目に映し、とても心地良かった。




美蘭の手を引き閨に直行した謙信は、

美蘭の寝着を脱がせ、

自分の寝着も脱ぐと、

褥の枕に頭を預け、ゴロリと横になった。



「美蘭、俺の身体を跨げ(またげ)。」


「また…、、、え?!跨ぐ??!」

美蘭は、

謙信の突拍子もない要求に、目を白黒させた。



「そ…っ…そんなこと…無理です!!!」

生まれて初めて剃毛され、

花の蕾までもが剥き出しになり

空気に触れやけに敏感になっている秘所を、自分から晒すような格好を要求された美蘭は、

真っ赤な顔で、抵抗した。



「これは仕置きだと申したろう。おまえに選択肢などない。」

「…っそんな!」

「おまえに信じて貰えなかったこの俺の気持ちを…鎮めたくはないのか?」


「…っ…。」

色違いの瞳の縋るような視線が

美蘭の心を見えない糸で締め付けた。




観念した美蘭は、

そっと膝立ちで近付いて行き、

おずおずと謙信の身体を跨いだ。



「…っ。謙信様…コレは…っ。」


謙信の鍛え抜かれた身体は想像していたよりも逞しく、跨ぐには想像以上に足を開かねばならなかった。



「見目麗しいぞ。」

横になり枕を高くしている謙信のちょうど目の前に美蘭の剃毛して無防備になった下半身。

「遮るものがなく全てをさらけ出し…恥じらっているおまえは、たまらなく愛らしい。」

謙信は、目の前の剥き出しの双璧に手を伸ばし、

花びらを両手の指で開き開けると、

ピチャ…といやらしい水音が聞こえた。


「…まだ何もしていないというのに…濡らしているのか?」

「…っ!!!」

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