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Bloody girlとknight

第1章 1滴


私は朱桜


knightと言うグループで活動している朱桜司の妻です


突然ですが私には自傷癖があります


これはずっと昔から


勿論、夢ノ咲学院にいた頃


つまりknightの朱桜司とお付き合いしている時代、高校生の頃より昔からある癖です


司にはお付き合いする前にバレちゃいましたけどね


そんなこんな頭の中で色々物事を考えていても行動というものは止まりません


ほら今も……


「綺麗……」


そんなことをしているとタイミング良く、いや悪くかな?旦那様が帰ってきました


『?ただいま帰りました』


玄関から司の声がする
私は急いでカッターをしまい包帯を巻いて玄関に向かう


「司、おかえりなさい」


司から荷物を受け取り抱き着く


『ただいま、それから腕を見せて頂けますか?』


「えっ……ぁ……!」


ニコッと綺麗な微笑みをこちらに向け司は長袖を捲り包帯を解く


『またこんなに深く傷付けて……お仕置きです』


少しだけ悲しそうな顔をして傷口に口付け舐める


「ん…っ…」


つい反応してしまい吐息が漏れる
司はそれを見てふっと笑う


『お仕置きなのに反応しているのですか?貴方のCheekも赤くなっていますよ』


そう言い手の甲に口付け指に口付ける


「つかっ…さ…ぁ…が……!」


『私が?』


「んっ…そんな事っ…するからぁ……!」


私はそれだけ言うと膝からガクッと崩れ落ちそうになる


『すいません、ついやり過ぎました
でも貴方が悪いのですよ』


司は私を支え横抱きにしソファに連れていく
どうやら私の騎士様はお怒りの様です
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