• テキストサイズ

最愛の人よ

第1章 1




俺はハッと我に返る。

数値を確認するとオーバー439を叩き出していた。


もし朝海が事件に巻き込まれたら、
佐々山のようになってしまったら?
考えただけで頭がおかしくなる。

唯一の家族、もう失いたくない。


「...すまない」

朝海も数値に驚いているのか何も言わない。
ただ、悲しそうな表情を浮かべるだけだった。


「いやー、事件の後だから
お兄さん少し気が立ってるだけだから...
朝海ちゃん?びっくりしたかな?はは...」

縢は気を使ってかフォローを投げかける
だが無意味だ

それから俺は顔を上げることができなかった。

-------------------------------------





1年ぶりの再会、それは呆気なかった
俺の考えすぎなのか、悪く思いすぎなのか、全てを台無しにしてしまった。

朝海から対面したいと、連絡が来たのにも関わらず
...何をしているんだ俺は...



あれから執行官宿舎に戻り、ベッドに潜り込んだ。


今日は悪かった、と
朝海にメールを送る。

すると即座に電話がかかってきた




朝海だ



「「あの、お兄ちゃん」」






/ 6ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp