第6章 6
「…なんだコレ…」
書類だらけになっている部屋を片付けていればキラッと光るものが目に入り気になって近付き拾う
「…女物の耳飾り…」
白にひとつの大きな花が着いたシンプルなもの
うちの所に女子なんか…
うーん
土方はそれを見ながら誰のかを考える
うちの隊士の恋人?でもねーな…この部屋は俺専用だ…基本誰も入らないはず…
なら…
なんとなく誰かに渡しちゃいけないと思い胸ポケットに入れる。
「…ふぅ」
そして周りの書類を片付け始める
ったく近藤さんはあのゴリラ女追いかけるし総悟は逆に書類を増やす
イライラと周りのせいでストレスが溜まっていると感じながら進める
「…あれ…」
煙草を吸おうと思い出せば中身は空
ポイッと空箱を捨てて煙草を買いに自動販売機に行く
「…ん?」
なんで資料室のドア開いてるんだ?
疑問に思い中に入る