第4章 4
「……銀ちゃん…」
「なんだ?」
真選組の2人が帰ってそして新八と神楽は買い出しをしては遠慮をしてか新八の家に2人でいった
「私間違ってたのかな…」
「…間違っちゃねーよ…お前は…ずっと待ってたんだ…」
俺達は心も体も昔とは違う
昔はただ高杉の後ろを歩くだけだったその姿はアレよりも兄妹みたいだった
俺もズラもよく弄ったもんだったかな
「………………」
「…ふっきれねぇよなそんな簡単に…」
悲しそうな顔をする彼女のそばに来ては後ろから抱きしめる
「簡単に吹っ切れたらいいのにね…そうはいかない…わかっていたことなんだもの…これはこうなる…て…」
でも
でもね
彼女はそう所々言葉を止まらせながら
言って良いのか悩みながらいう
「…大丈夫大丈夫だ…」
「っ銀ちゃ……私、私、私…銀ちゃん居なかったら…きっと今頃死んでたと思う。今も本当はすっごく死にたい今すぐ居なくなりたいあの人に必要とされない私が嫌なの…嫌いなの…だからこうやって過ごしてるのも本当はすごく嫌なの…私…私………私もうどうしまらいいのかわかんない…」
止まったはずの涙をまた零す
それを拭うのは今は俺の役目
全くどいつもこいつも
「…今はいいんじゃないか?止まっても…誰も怒りはしないだろ…まみの人生はまみのものだあいつのものじゃない…お前はお前のしたいようにすればいいだけどな俺はこんなことでお前を失いたくない…お前にとってはこんなことなんかじゃないとわかってるけどよ俺はまだまみと色んな甘味処とか行きてーよ。だから生きてくれそして乗り越えてくれきっとまだ幸せがあるあいつだけの幸せが全部じゃねーだろ?だから大丈夫だ大丈夫だから今は泣きたい分だけ泣け、死にたくなったら俺に抱きつけ」
その言葉をきいてまみは涙を流し銀時に抱きつく