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欠落した子

第4章 4




「…んで大串くん達はなんでここに居るのかなァ?」

銀時が長椅子に座る二人を見ながら話す

「最近起きた事件の聞き込みで近隣の人に聞き込み調査してるんでっさそれで旦那達の方も聞かないとと思いやしたんですけどねィこりゃ話が聞けなさそうだ」

「1週間も外にでてなきゃ何が起こってるかなんざ分からねーよ」

へっとした顔で話す

「…そういやお二人さんて付き合ってるんですか?」

沖田が聞く

「え、なに?沖田くんそういうの気になるの?まぁお年頃だもんね仕方ないもんね」

「旦那ァあんまりふざけたこと言うと公務執行妨害で逮捕しやっせ」

「それは怖い怖い〜あーまみとは付き合ってねーよ」

「…ぇ…」

その言葉を聞き驚く土方

「あらら土方さんどうしやしたか?」

「いや、なんでもねぇよ…」

カチッとタバコに火をつける

そうか付き合ってないのか…

二人を見かける度にそういう関係なんだと考えていた

「え、なにもしかしてお宅の副長さんうちのまみに気でもあるの?」

「旦那ァ流石でっせ当たりです…」

ボソボソと二人で話し出す

「うるせーぞ!お前ら!切る「あ、土方副局長さんに沖田隊長さん…」」

そこに現れたのはお茶盆を片手に着物をきた顔色があまり良くないまみの姿

お風呂あがりもありほんのり赤い

「…おーうまみか…隣座んな」

「…あ、うん……てその前にはいお茶どうぞ」

ことんっと2人の前に出し銀時の隣に座る

「…あのお見苦しい姿をお見せしてすみませんでした…」

頭を深く下げるまみ

「…本当にごめんなさい…銀さんも…」

その声は本当に反省している声

「別にいいんだよ…ったく本当にお前はいつまで経っても手がかかる」

「ごめんなさい…」

ガシガシと銀時が頭を撫でれば満足そうな顔

「いやぁ旦那の性癖とかもわかったんで俺ァ見れて満足でしたけどねぇ、あと土方さんも」

「総悟お前なァ!!」

そしていつもの騒ぎ

あぁ変わらない

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