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欠落した子

第1章  1




トントントン…

手慣れた動きで包丁を使う

「〜♪〜〜」

鼻歌を歌いながら作っていた

今日は味噌汁にご飯に…目玉焼きとウインナーでいいかな…

そう思いながら冷蔵庫の中から卵に袋に入った特売のウインナーを出す

スルリ……

「ん」

急に後ろから誰かに抱きしめられる感覚を覚える

「ぁ…もう起きたの?」

「ん……」

猫のように首に頬釣りをしながら答える

よしよし…と頭を撫でれば尚更喜ぶ

本当に猫…

その柔らかい髪の毛も…

「おはよう銀時…」

「おはよう…まみ」
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