• テキストサイズ

イケメン戦国 ボカロ

第7章 空想の森~幸村~







幸村は、納得がした。

(こいつにそんな過去が……)





「私は、外が嫌い。外は、怖い。だから、出たくない。」

紅音は、唇を噛みしめる。




「・・・だけどな。」

幸村が声をかけると、紅音は顔をあげた。




「外は、そんなに怖くないだぜ。安心しろ。お前は、俺の後ろで守られていればいいんだよ。」

「幸村さん・・・」

紅音は、涙を出した。


「お、おい。泣くなよ!?」
「え?なんでだろ?悲しくないのに、涙が出てくるの・・・!」

幸村は、そっと紅音の頭を撫でる。

/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp