• テキストサイズ

イケメン戦国 ボカロ

第6章 お世話戦争~秀吉~




「はあ、いいわ。豊臣から仕事を取るのは。」


小梅は一人極楽そうにお湯に浸っていた。







(しかし、安土城の土台は豊臣だな。)

小梅は、安土城に潜伏した頃のことを思い出していた。




それは、ほとんど。

ことごとく。

秀吉から仕事を持っていかれたものであった。


実は、いまも小梅の仕事をことごとく取っている。




(私が食器を運んでいる時とか、私が仕事で使う反物を取られたりとか・・・)




そこで思いついたのは、日和や武将たちの面倒を見ることにすると、それは簡単に呆気なく取れたのであった。


(その時の秀吉の顔は格別だったな。もう少し、遊びたかったがそろそろ春日山城に帰らないとな。)


そう、小梅は昨日の夜、謙信から帰還するように言われたのである。




/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp