• テキストサイズ

イケメン戦国 ボカロ

第2章 嘘つき者は小娘に恋をした〜光秀〜





光秀は、馬に乗って紅音がいる隣村に向かう……のではなく森に向かった。


「柳波さん!?」

紅音は、初めてあったあの茂み近くにいた。

「紅音、久しいな。」
「ええ、本当に。」

とふふふと小さく笑う紅音。
やはり、光秀は心を焦がれた。

「紅音。」
「はい。なんですか?」

と光秀は紅音を呼ぶ。

「少し連れて行きたいところがある。」

と言って紅音を馬に乗せる。

「きゃ!」

光秀は、紅音が振り落とされないように紅音の腰に自分の腕を巻きつけた。

「柳波さん……っ////」
「じっとしないと、振り落とされるぞ。」

と笑う、光秀。
そして、光秀は馬を走らせる。















「わあー!!素敵な場所ですね!」

光秀は、紅音を湖のある野原に連れて来ていた。

「俺のおすすめの場所だ。」

と光秀は、野原の上に座る。紅音は、光秀の隣に座った。


「柳波さん、ありがとうございます。こんなところを教えていただき。」

と紅音は嬉しそうであった。




(可愛いな……)

光秀は、ふいにそう思った。


















しかし、光秀のこの幸せの時間は壊れていくのであった。



/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp