• テキストサイズ

イケメン戦国 ボカロ

第2章 嘘つき者は小娘に恋をした〜光秀〜











安土から離れた光秀は、森の中を通って裏切りの隣村に向かった。

ガサガサ


お供もつけずに単身で攻め込もうとする光秀の考え。










「………ん?」


光秀は、足を止めた。




(なんだあの小娘は?)

光秀に見えるのは、赤い着物を着て、髪に梅の簪を刺した女であった。

光秀は、ゆっくりとその女に近づく。


女は、茂みの陰で咲く花を摘んでいた。

光秀は、その女の耳元で

「ここで何をしている?」
「わあああああああああ!!!」

女は、光秀が予想していた以上の驚きっぷりであった。

女は、すぐに光秀の方を向く。

「すまんすまん。」

と光秀は、苦笑する。


女はまだ警戒していた。





/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp