第3章 サブストーリー ◎ 愛の狂育
「はぁ〜〜」
「真澄ぃ〜ため息大きいぞ」
「うるさい。ため息じゃない
これは 「どうせ、愛の吐息だろ?」
「わかってるなら、言うな」
「真澄って本気なの?監督さんに」
「当たり前」
「なんか、見てると姉弟ってカンジ」
「どこが?」
「監督が好きっていうのは
わかるけど、
懐いてるようにみえる」
「愛がまだ足りないか...」
「いや、だからそういうとこ。
押しすぎてるし
たまには引いてみるとか?」
「....ひいてみる?」
「まぁ、グイグイ行き過ぎたら
ダメだってこと」
「ふーん」