第2章 先輩。2
研磨side
研「変、でしょ。」
「え?どうして?」
研「おれこんなんだし。バレーとかどうせ無理だろってよく言われるし」
おれは昔から人の目をよく気にしている。幼馴染みがバレーをしてるから俺もなんとなくバレー部にはいった。よくいろんな人になんであいつがバレー?ってよく言われた。まぁ、別に気にしてはいないけど...
「うーん、私は別に思わないなー。」
研「え?」
「別に好きならやればいいと思うし。誰がなんと言おうと我慢するのはしんどいし...。そんなこと言われても気にしなくていいんだよ。私もバレー部みにいこーかなー。あ、幼馴染みがバレーしてるの(ニコッ」
初めてこんなこと言われた。桜沢さんはみんなとは違うってわかった。
研「桜沢さんは何部にはいるの?」
「え?私はもちろん帰宅部(キリッ」
研「あ、そう」
「でもバレー部はみにいくよー」
研「へー」
「あ、そーだ。孤爪君、一緒に行かない?」
研「え?」