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【薄桜鬼】闇色夢綺譚~花綴り~ ※R18

第1章 闇色夢綺譚~花綴り~


【※遮、翡翠の慟哭】









共鳴する。


魂が、


私の…



血が…!







「この花の香りは、貴様の仕業か…?」


私の前に現れたのは、西の鬼の頭領、風間千景だった。

「っ、…は、っ…」

彼が何か言ったみたいだけれど、私はそれ所ではなく、第一声がでないので答えられる訳がない。

それに、そんな甘い声で話されては堪らない。

身体中が痺れて今にもイってしまいそう。

私は震える自身の身体をキツく抱きしめ、早く何処かに行ってとひたすらに願った。
だけども、その願いは神様にも誰にも届く事は無く、逆に彼が近付いて来て私の腕を掴んだ。

「…っ、あ…っ」

彼に掴まれた腕から私の全身を甘い痺れが駆け巡る。

熱い…。

ダメ…持ちそうに、ない…。


「…薬を盛られたか」


何を言っているか、解らない…。


私の全身が、


快楽を求めている…。


貴方の声が、


吐息が、


この熱が、





気持ちが良くて、堪らない…。

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