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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第9章 安心感と不快感



倶利伽羅と歌仙の刀を政府に貰った刀袋に入れて背負わせる

政「はぁい、これお小遣いね〜
好きなもの買ったりしなさい」

自「ありがとう」


封筒を渡される
かなり厚みあるな...

封筒を財布に入れてバックにしまう
あまり使わないようにしよう...

政「行ってらっしゃい!」

会釈をしてゲートを潜ると静かな路地に出る

あぁ...ここか。


自「行こう」


路地を出ると車が通っている道に出る
近くに私の中学があるな
どうしよう


歌「まずどこに行くんだい?」

自「私何も言わずにお前達の所に行ったから。
学校に挨拶行こうか迷ってるんだ」

大「迷ってるんなら行くぞ」

自「じゃあ...行くか...」


あまり乗り気じゃないが二人がいるから別にいいか。
学校の方向に歩き出し少し周りを見る
2ヶ月では流石に景色は変わってないか





ちょうど昼休みなのか生徒が沢山いる
紫頭と龍のタトゥー入ってるやつ連れてるとやっぱり視線を集めるな
まぁ1人でもどうせ同じだけど。

職員室に入ってお辞儀すると義足で覚えていたのか学年の担任が集まってくる


「久しぶりだね」

自「お久しぶりです」

「急に学校をやめてびっくりしたのよ?」

自「そうですか
すいません」

「今仕事をしていると聞いているが、何の仕事なんだ?」

自「言えません
今はこの人達と一緒に住み込みで仕事をしています」

「そ、そうなのか...」


二人が微笑んで軽くお辞儀する
教師がチラチラと私の胸を見ているがどうせ下らないことを考えてるに違いない


少し変な空気になって無言になってると横から話しかけられた


「神奈ちゃん!?
会いたかったぁ!元気にしてたぁ?」

自「久しぶり」


名前は忘れた
なんて名前だっけ
その前に話した事あったっけ


「あ!私神奈ちゃんと仲良かった美咲って言います!」


2人に寄って少しおじぎしてニコッと笑う
その笑顔で思い出した
こいつ、私が嫌いな奴だ
仲なんて良くなかった、私を人間扱いしなかった奴だ
母さん父さんを馬鹿にしたやつ
大ッ嫌いな奴


「そうだぞ神奈、美咲ずっとお前の事心配してたんだぞ」

「やだ先生!言わないで!」

自「あっそう」

「もぉ!冷たいなぁ!」

イライラする
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