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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第19章 記憶の無い刀




てことはやっぱり


自「鶯丸を折らせないために逃がしたのが濃厚だな
適当に 武蔵の政府塔に行って援護を頼みに行け とか言ってそれでこの武蔵にこさせる
その途中でその本丸が崩落したって言う風の噂を聞いて精神的なショックを受けて記憶に蓋をした
けど主の言いつけ通りこの武蔵に行かなければという使命感が頭に残っていてここに辿り着いた」

政「そうね...
鶯丸、なにか思い出せない?」


隣を見ると湯呑みをじっと見つめる鶯丸

中を見ると茶柱が立っている


鶯「...特にこれと言って思い出せない
でも、そうだな...その話を聞いて少し悲しくなった
多分合っていると思う」

自「...人間の肉体を保てるのは1ヶ月半
そろそろ体に異変が起きてもおかしくない時期に来てるぞ
このまま前の主との契約を続けて死ぬか
確定とは言えないが、前の主が望んだように私の本丸に来て生きるか
決めるのはお前だ
今すぐとは言わないけど早くに決めた方がいい
ほら言ったそばから目の下に...少しヒビが入ってきてるぞ」

鶯「...っ...」


ヒビが入った場所が痛むのか顔を歪める

数珠丸達が鶯丸の顔を覗き込みひび割れを確認する

皆険しい顔をする
どうやら折らせたくは無いようでその目線は脅迫そのもの


鶯「1日、時間をくれ」

自「あぁ、そうしよう
うちのもんが怖い顔で睨んで申し訳ないな」


するとクスクスと笑い皆の顔を見る


鶯「確かに怖い顔だが俺よりは全員年下だ怖いとは思わない
すまんな、少しだけ考える時間をくれ
自分の心と話がしたい」

歌「1日くらいなら、いいよ
しょうがない」

大「そうだな」

自「それじゃあ皆、今日はこの辺でお暇しよう
鶯丸、明日ここに来るから
それまでゆっくり考えてくれ」

鶯「あぁ、すまないな」
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