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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第19章 記憶の無い刀




政「この中にいるわよ」

自「とりあえず皆何があっても手は出さないようにお願いね」

五「はい...!」

三「善処する」



自分の刀に少し手をかけながら部屋に入ると政府の役員と呑気にお茶を飲んでいる鶯丸


鶯「ん?
おぉ、それか言っていた里親本丸の審神者か」

政「そうよ〜」


ニコニコしている鶯丸
特に変わった所は無いけど腰には政府が言っていた物が揺れている

差し出されている手には政府が無くなったと言っていた紐を巻いたような跡

無意識のうちに触っていたか...


鶯「?
どうした」

自「...っ...ケオと言う
突然だがその腰に付けてるものの使い方を見せてくれ」

鶯「これか、これな俺もよくわからん」

自「私の思い過ごしじゃなければ、体が覚えてるはずだよ」

鶯「...?...」


自「...例えば...」


左手で拳を作り鶯丸の顔面目掛けて殴りかかると平然とした顔で受け止められる


鶯「なんの真似だ」

自「少しでもお前がどんな本丸のやつだったのか知らたくて、な"!!!」


右手で刀を抜き首をめがけて振りかぶる

鶯「っ!」

するとヒュンっと音と共に手首と首に紐が巻き付きバランスを崩してしまって首が絞まる


鶯「っ...」

自「へへっ...びんご...(笑)」

政「なるほど、そう使うのね」

五「っ...う、鶯丸さん!!あるじさま死んじゃいます!」

鶯「...ハッ...」

自「ゲホッ...容赦ねぇなお前...こっちは一応幼い女だぞ...ケホッ」

鶯「す、すまない...大丈夫か...!」

歌「思わず主の心配よりも先にその腰の紐の使い方に感心してしまった...」


フードを取り刀をしまう


自「まぁそうさせたのは私だから謝るな」
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