第19章 記憶の無い刀
自「まぁ、それを言いに来たって事は会って欲しいってってことだよね」
政「せいかーい」
まぁ、今回は結構大事な用だったな
自「他になんか持ってる物とか気になったものあったのか?」
政「んー...持ってるというか...付いてたものならあったわ
腰に自転車の鍵が、紐が伸び縮みするストラップに付いてたわ
あと両手になんか跡が付いてたわね
細い糸を強く巻いたような跡
今は手入れして無くなっちゃたけど」
紐が伸び縮みするストラップに自転車の鍵...両手に跡...
もし鍵と紐があれなら...
結構物騒な本丸だったのかもしれないな...
自「......政府って案外馬鹿なのかもな」
政「どこをどう考えたらそこに辿り着くのよ。」
皆を見ると何が何だか分からない様子
政府が馬鹿ってよりも、考えが昔寄りだから気づかないってだけなのか...
自「今から会えるか?」
政「構わないけど...」
自「ちょっと試してみたい事がある
もし教え込まれてたなら体が反応するかもしれないからな
まぁ私の思い過ごしかもしれないけどな」
フルーツポンチを口に詰め込んで着替えに部屋へ行く
自「今回、首には気を付けとかねぇとすぐ吹っ飛ぶかもな...(笑)」