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名の無い関係

第23章 和かな軍議


だらけたリズムを戻さなければ、とアゲハは考えていた。


「ハンジに言われていたんだよ。君を飼い殺しにしてる、と。」


そのまま執務室から出て行こうとしていたアゲハの背中にエルヴィンは言った。
ドアノブに手をかけたまま、アゲハは次の言葉を待った。


「君が望むなら編成を考え直す。次の春には新兵を加えての壁外調査に出るからね。」

『本当?!』


やっと笑ってくれたな、とエルヴィンは安心したように言った。
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