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【A3!】監督と真澄くんの話

第1章 1


「へ?ま、真澄く、うあ!?」
シーツの上を滑るように勢いよく掴まれた手首が引っ張られ、私はバランスを崩し真澄くんの左胸の上に倒れこんだ。運良く耳を下にして倒れられたから良かったものの、危うく顔面強打するとこだった。
「いっつつ…ってちょっと何す、」
「ごめん。でも…丁度いいや。聴いて…?」
頭の上側からの声。
「へ?聴いてって…」
何を?と聞く間も無く、真澄くんの右腕が背中に回り、頭を手のひらで軽く押さえられた。
「へ…?」
「俺の心臓の音、聴いて。」
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