第2章 執事【ユーリ×ルイプリ】
「誰の指で触れて欲しいの?」
「ユーリの指で、触れて、ください……」
「触れるだけ?」
「触れて……イ、イカ、せて……」
「えーっと、なんだっけ?最初から続けて言ってくれないと、俺、忘れちゃった」
「っ……」
ユーリの意地悪な笑みに、レナは唇を噛み締めるが……従うより他にない。
身体はとっくに限界を超えている。
「私の…ココと、ココに、ユーリの指で触れて……イカせて……ください」
レナは、これ以上ない羞恥に耐えながら、ユーリに懇願した。
ユーリはこの上なく満足げに微笑むと
「そんなに俺が欲しいんだ。いいよ、イカせてあげる。気持ち良くなって?レナ様……」
ユーリは2箇所同時に責め立て始めた。
くりくり。
くちゅくちゅ。
すぐに昇り詰める身体。
「ぁぁっ、ぁぁ、ぁ、だ、め、も……」
「イクの?イクならイクって言って?じゃないと、また、おあずけだよ」
「っ……」
そんな恥ずかしいこと、言えない。
だが、もう、我慢なんて出来なかった。
「ぁっ、もう、だめっ、、、いっ、いっちゃう、いっちゃうよ……」
「誰にイカされるの?」
「ユーリっ、ユー……リっ」
「可愛いレナ様。いいよ、いっぱいイッて?俺に見られながら………ね。」
ユーリの低い声が、レナを追詰める。
そして。
「っぁあっ、いく、いくっ……ぁっユーリっ、ぁぁぁぁぁっ!!」
びくん、びくん、びくん。
レナは
細い背中で弧を描きながら、
罪悪感とユーリの腕に抱かれて
絶頂に達した。