第1章 媚薬に溺れて *アラン
~After story 1~
[レオside]
バレンタイン当日
会議が終わった後
レオはジルと少し議論を深め、
アランの部屋に向かっていた
(アラン、会議の資料忘れてるし…)
やれやれと思いながら
アランの部屋の前に立つ
(ん……?)
中からユキとアランの喘ぎ声がかすかに聞こえてくる
(あー…そういうこと……
そりゃ資料も忘れるよねー…
えらい時に来ちゃったなー…)
中に入りづらく躊躇っていると
アランの声が聞こえる
「んあっ…はあっ…はあっ…
もう1回……」
(うわ…アラン絶倫……)
1度イッてはまた喘ぎ声と
交わる音が断続的に聞こえてくる
(あー……アレ食べちゃったのか…)
レオは扉にもたれかかりながら
ひとつ、ため息をついて
「明日にするか…」
と呟いて、アランの部屋を去っていった……