第1章 媚薬に溺れて *アラン
[アランside]
扉を閉めて、右手で顔を覆う
「あー……やっべぇ……」
先程の深いキスでアランのモノは
完全に勃ち上がり
スラックスで隠しきれていない
(これじゃ仕事行けねぇ…)
今しがた着たばかりのスラックスを脱いで
ベッドに腰掛ける
そして
下着越しにモノに触れながら
昨夜のユキの様子を思い出す
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「んっ…あんっ……」
「あっ…イクっ……」
「挿れてっ…」
「あぁぁぁぁっんっ」
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ずくんっずくんっずくんっ
ユキの乱れた姿を思い出して
吐精感が増してくる
「あぁっ…」
すぐさま下着を下ろし直接モノを握り上下に激しく扱く
「あっあっあっあっ…」
(ユキっ…ユキっ……っ)
「ああっ…んっ…んっ…んっ…っ」
腰を勢いよく振りながら
びゅっ…びゅっ…びゅっ…
手の中に自分の白い欲を吐き出す
「はあっ…はあっ…はあっ……」
側にあったティッシュで
さっと後処理を終えて
ベッドに背中から倒れる
(あー………)
左手の甲で目を抑えて
ひとつ、息をつく
(さすがに夜も連続で出して
朝も出すと疲れるな……
でも……おかげでスッキリした…
ユキには感謝しなきゃな……)
アランは連日の仕事によりずっと溜まっていた
スラックスを履き直して
扉を開く
「さ…今日もがんばるか…」
そう呟き、
毎日激務をこなしているとは思えないような
清々しい顔で、廊下を歩き始めた
Fin
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