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王子様たちの愛し方 *R18

第1章 媚薬に溺れて *アラン


お互いあまり喋らずに

身支度を整え始める


「アランは今日も護衛の任務だよね」

「ああ」

「がんばってね」

「ん…ありがと

おまえも公務がんばれよ」

「うん…」


一度部屋に戻らなきゃ…


「えっと…アラン…」


そっと呼んで、アランのもとに行き

背伸びしてアランの唇に

ちゅっ…

と軽くキスをする


「その…わたしは…

アランにいっぱい求められて嬉しかったよ…?」


言っておいて恥ずかしくなる


何言ってんの私……


「えっと…じゃあ…

私は部屋に戻るから…またね、アラン」


赤くした顔を見られたくなくて

少し俯き気味に言って

アランの部屋を出ようとすると


ぐいっ……


腕を急に捕まれ、振り向くと

アランが深く口付けてきた


アラン?!


「んっ…はぁっ…アラン…?」

「俺も嬉しかった」


お前の乱れた姿、久々に見れて


と耳元で付け加えられる


羞恥に顔がもっと赤くなる


「もうっ!」


そう言って扉を開く


「照れすぎ

じゃ、仕事がんばれよ」


顔を赤くしつつも

ユキは自室に戻っていった



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