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王子様たちの愛し方 *R18

第1章 媚薬に溺れて *アラン


「んー……なに……」


アランがまだ目を瞑りながら

ひどく眠たそうな声で呟く


「朝だよ、アラン!」


「あさ…?」


すぐさま目が開かれた


「おはよう、アラン」

「ん…おはよ」


ふたりして沈黙する


アランも少しずつ昨日のことを思い出してきたようで

右手で顔を覆いながら


「あー…わるいユキ……昨日……

身体…大丈夫か…?」

「うん…ちょっと怠いけど大丈夫だよ…」


また沈黙が訪れる


「アラン…その…

起きたばっかりなんだけど…

えっと……抜いてほしくて……」


アランがきょとんとした顔で

ユキを見つめる


少しして


「うわっ…わるいっ」


顔を僅かに赤くして

ゆっくりと自身を引き抜いてくれた


ずずっ……


「んっ……」

「ばかっ…朝からそんな声出すな…」


アランも少し感じたようで

抜かれる時にアラン自身が

少し大きくなったことに気がついた
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