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王子様たちの愛し方 *R18
第1章 媚薬に溺れて *アラン
…….ガチャリ。
扉が開く音で、ユキは目が覚める。
「っ!」
ぱっと体を起こして、
待ちに待った人の名前を呼ぶ
「アランっ!」
「ユキ…悪い、遅くなった
起こしたか?」
「大丈夫だよ。
会議、お疲れ様」
「ん…
待たせてごめんな」
「ううん、平気」
にこっと笑って答える
少しの間、沈黙が流れる。
……なんか…
久しぶりの2人っきりで緊張する……
そんな沈黙を破るようにアランが口を開いた。
「……で?
渡したいものって…なんだよ…」
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