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王子様たちの愛し方 *R18

第1章 媚薬に溺れて *アラン


[アランside]

お仕事がんばって、

と寂しさを隠した笑顔で言うユキを見て

ユキのもとへ歩いていく。


(おまえ、今どんな顔してるのか

わかってんの…?)


けど、この後も仕事を控えてるアランには、

今は何もしてあげられない。


(構ってやれなくてごめんな……)


そう、想いを込めて、

ユキの頭をぽんぽんと優しく撫でる


「おまえもお菓子作りがんばれよ」


顔を赤く染めるユキを見て


(かわいい…)


と思ってると、

ユキが照れを隠すように、口を開く


「そ、そういえば、アラン

明日って何してるの?」
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