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【刀剣乱舞】薬研、拾う【R18】

第4章 不安な気持ち





「ん……名前…?」


眠たそうな、重たい瞼を擦りながら薬研は上半身を起こしてこちらを見てくる


『あ、薬研……ただいま』


薬研について色々考えて頭がごちゃごちゃしてしまっているが、なるべく平常心で薬研に接する
すると、薬研は嬉しそうに微笑んで私に抱きついてきた


「おかえり、名前…会いたかった……」


『……!薬研……?』


いきなりの言葉に私は目を見開いた
名前を呼ぶも、薬研はぎゅっと抱きついたまま離れる様子は無かった

寂しくなってしまったのかと思えば、優しく薬研を抱き締め返した


『ごめんね…遅くなっちゃって…』


「いや、平気だ。おつかれ、名前」


少し身体を離せば、私を見ながらいつもの笑みを浮かべてくる薬研


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