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【刀剣乱舞】薬研、拾う【R18】

第4章 不安な気持ち





リビングの電気をつけ辺りを見渡せば、無雑作に置かれた荷物が目に入った
そしてその近くには、ソファーで眠っている薬研の姿が目に飛び込んできた


『薬研…寝ちゃってたんだ……』


ケーキをテーブルに置き、私はソファーのそばに座れば薬研の髪を優しく撫でた
その綺麗な顔を見つめていれば、頬に涙の伝ったような跡が残っていた


『…………!』


もしかして…泣いてた?
私は涙の跡を優しく触りながら薬研を見た

そして、薬研から荷物に目を移す

この荷物…着替え……?
もしかして、自宅に帰ったの……?


私は薬研のことを何も知らない
自宅の事も、どんな子なのかも……

泣くほどの事なら、深入りしない方がいいのかな……なんて引き腰なってしまっている部分もある

深入りされたくない人もいるし……


そんなことを考えていれば薬研は目を覚ました


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