第1章 With Janah (ヨナ) Act 1 ✳︎R18
「そろそろ、お願い、限界なの....っ」
「....どうして欲しいの?」
がねだってみても、ヨナはあからさまに意地悪をする。とはいえ、ヨナもそんなに余裕なわけでもないらしく、ズボンの下でパンパンに張ったそれは、すでにこれ以上はなれないと言うほど、大きく硬くなってその瞬間を待ち望んでいた。
「だから...っ、ヨナを、頂戴...っ!」
恥ずかしさを噛み殺して、涙目でがヨナに訴える。が....、
「....もうちょっとはっきり言ってよ。俺の、何を頂戴?」
「....もうっ!」
の耳元で囁く、ヨナの声には熱っぽい吐息が混じっていて、ヨナの余裕のなさを物語っていた。
の意味することを、確実にわかっているはずなのに、尚もとぼけたふりを続けるヨナに、は焦ったい苛だちと、早く欲しいという衝動に駆られた。
「.....ちゃんと、ハァ....言いなよ。そしたら、....ハァ....ハァ....嫌という程あげるから.....」
言葉が途切れ途切れになる程、息が上がったヨナは、耐えきれずにの脚の間で緩く律動を始めている。
に挑戦するように見つめるはずの、あの火花が散ったような情熱的な瞳は、今は熱っぽく少しトロンとして、を懇願するように見ていた。