第2章 With Edgar(エドガー)✳︎R18
(なん.....なの?この感じ....,)
優しく髪を撫でられ、は体も思考もフリーズしていると、エドガーは可笑しそうに笑った。
「これは、俺との秘密ですよ?」
「え?」
エドガーが、小声での耳元に囁く。
「ランスロット様に献上する前に、少しだけイタズラをさせて下さい、ということですよ。」
(な.....?)
そう言うとエドガーは、の返事を待たずに、その体を抱き上げ、ベッドに押し倒した。
視界がひっくり返り、エドガーがの上に馬乗りになる。これから起ころうとすることが、信じられず暴れることもままならない。
「逃げようとしないんですか?…良い子ですね。」
手首をギュッと掴まれ、の体はビクともしない。物理的には逃げられない。心理的には…逃げたくない?
自問自答して、黙り込むの返事を、イエスと取ったエドガーは口角を吊り上げて笑った。
そして独り言のように呟いた。
「いくらランスロット様でも、嫉妬しちゃいそうだなぁ…」
自嘲気味に言うと、エドガーはの唇に優しくキスを落とす。