第1章 With Janah (ヨナ) Act 1 ✳︎R18
「赤のクイーンである、この俺の顔の上でイッた上に、他の男に現を抜かしても、俺の寵愛を受けられる人なんて、くらいのものだよ。」
自身のズボンのベルトに手をかけたヨナは、淡々と迷いもなく言葉にする。
「あれは浮気なんかじゃ.....」
が言いかけたが、ようやくお目見えした立派にそそり立ったヨナの雄を見て、言葉を失った。
(綺麗.......)
何も見るのは初めてではなかったが、いつみてもそんな感想が漏れてしまうほど、ピンと上を向くそれは、ヨナのように気高く美しく感じた。
「何さ...?」
ボーッと見つめるに、ヨナが戸惑うように言った。
言葉がの口をついて出るより先に、待ち望んでいた愛しいそれを、は両手で優しく包み込むと、口の中に入れていた。
「....ぁっ」
不意打ちで、ヨナから艶っぽい声が零れ落ちる。
「....ヨナ、今の声可愛いかった。」
「う、うるさい!」
可笑しくて、がついヨナをからかうと、トマトのように赤くなったヨナに必死に反論される。