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付喪神様の御座します処【刀剣乱舞】
第4章 ある暖かい日の朝【歌仙兼定】
莉央はひんやりとした空気を頬に感じながら目を覚ました。
(布団、暖かいな~)
障子越しに見える太陽が、冷たい空気を走りながら朝の訪れを告げている。
しかしながら、莉央は冷気に触れることが億劫で、中々布団から出る決意が決まらない。
(とはいえ、ここの主なんだから、そうも言ってられないんだよね)
莉央は思いきって自分の布団を取り払った。
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