• テキストサイズ

君がため。

第1章 黒い雨。



「蓮示、ごめっ」



これで終わりだ。


彼の首めがけて刃を向けた

でもそれは避けられ、

そのまま彼は私を引き寄せる。



「サエ」


私の、負けだね。



「……共に生きよう。」


「っ蓮示?」


顔を見上げる。

彼は口パクでこういう。



逃げよう。と





/ 8ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp