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【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】

第3章 崩壊


パーティ当日


私はドレスに着替え部屋で待機していた。


コガ「#NAME1#ひめ~失礼しまーす。」


水戸部「……!」


小金井君と水戸部君だ。二人はパーティには参加しないため普段と変わらない。


コガ「うわぁ!ものすっごい綺麗だよ!!なぁ水戸部。」


水戸部「・・・」コクコク


貴女「そう?ありがとう。」


なんだか花嫁になった気がした。


貴女「そろそろ時間よね?行きましょうか。」


その後パーティが行われているところへ訪れ側近二人の楽しんでという言葉を聞き、別れた。


貴女「兄さん、姉さん」


日向「#NAME1#!見違えたぞ。」


貴女「でしょ!リコ姉さんが選んでくれたからね。」


リコ「今日は無理しないで楽しんでね。」


そう短く話し城内を出歩いた。


日が落ちるにつれて人の数は増えてくる。私は客人の接対に適当に応じながら時間をつぶしている。


黒子「……姫」


目の前には黒子君がいた。彼はパーティに参加はしているが自身の仕事をこなすため甲冑のままだ。


貴女「こんばんは黒子君、今日は火神君は一緒ではないの?」


黒子「はい。火神君は外回りを任され僕は城内の警備を任されました。」


たとえパーティであっても騎士の仕事はいつもと変わらない。


(彼らはいつ休んでいるんだろう?)


黒子「それより姫……」


彼は私に近づき人差し指を私の唇にそっと触れた。


黒子「美しいですね…すごく色っぽくてよく似合っています。 ……こんなあなたを誰にも見せたくない。」


貴女「っ!」


顔が熱くなった。まさか黒子君にそんなことを言われるとは思っていなかった。


貴女「あ…ありがとう……」


黒子「クスッ冗談ですよ姫、それでは。」


彼はそう言って去っていった。


貴女「黒子君が冗談……初めて聞いたわ。」


客人「#NAME1#姫様、本日も亡き女王陛下に似て美しいですね」


私はまた客人の接対に戻った。


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