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君と私と(非)日常

第19章 ケモロンパ②


『イズルくんウォッシング~。』

「……(洗うからには丁寧に洗ってくださいね)」

『毛が長いと大変だね。……カットしてあげようか?。』

「……(嫌です。誉稀の腕は絶対に信じません)」

『うわ……眉間に皺寄せるほどイヤか…………。』

「……(たとえプロのトリマーの手で刈られることになって嫌です。何故なら……)」

『……登頂部に妙に芯の強い毛束があるね。まさかとは思うけど………短くしたらハジメくんとお揃いに出来るとか?。』

「……(何故いつもチャランポランなのに気付かなくていい時に限って勘が鋭くなるんですか?)」

『ねぇ、今度近くのペット美容室行こうよ。大丈夫、ちょこっと毛先を切るだけだよ……。』

「……(いいえ、絶対に行きません。あなたは僕を日向創とお揃いにして面白がりたいだけでしょう)」







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