第4章 甘いキスを教えてあげる ※【大将優】

ふわふわの柔肉を揉みしだきながら、腫脹する先端を指で弾く。

「んん…っ」

すぐに反応してくれる感度のいい紗菜ちゃんに、俺の欲も加速して…
堪らず、ぷっくりとしたその実に吸い付いた。

「やぁ…あっ、」

舌と唇で弄ると、そこはみるみる固さを増して。
紗菜ちゃんの声も、今までに聞いたことのない官能的なものへと変化していく。

「んんンっ…、優さんっ…、だめぇ…」

声だけじゃない。
瞳を潤ませ、切なげな顔で見てくる紗菜ちゃんが…
もう、めちゃくちゃ可愛い…。


「紗菜ちゃん、好きだよ…」


もう一度キス。
紗菜ちゃんが気持ちいいって言ってくれた、濃厚なやつ。
何か言おうとしているのはわかるけど、俺の口の中でくぐもっているだけで聞き取れない。
次第にそれは言葉ではなく、喘ぎ声に変わる。

理由は簡単。
俺の片手がキスの傍ら胸の先端を弄り、もう片手が内ももの際どい所を攻めているから。

「すごいエッチな体…。もう、ここコリコリ」

乳首を弾きながら、思わず舌を出す。
紗菜ちゃんは顔を赤くして俺を見てる。

「優さんこそ…エッチだよ…」

「そうだよ。紗菜ちゃんがあんまりにも魅力的だから。他にも色んなことしたくなる」

「何…するの…？」

期待なのか不安なのかわかりかねる顔をして、紗菜ちゃんの声が震えた。

「怖いことなんてしないから大丈夫。気持ちいいことだけ。紗菜ちゃん、好き？気持ちいいこと」

「…好き」

「エッチだね。じゃあ、たっぷり味わうから。いっぱい感じてね」

紗菜ちゃんの体でただ一ヶ所、布に覆われている部分を、クニクニと指で押す。
布に染みている紗菜ちゃんの愛液。
感じてくれている証。

「んんっ、」

最後の一枚を、足から抜き取る。

もっと濡らしてあげるから。

紗菜ちゃんの膝を割り、誘われるように脚の間に顔を近づけた。