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あなたにだけは囚われない!【R18】

第14章 何はどうあれ一件落着?


「じゃあいれるよ…ゴム…着けなくていいよね?」

『いやぁっ!離してっ!』
脚を肩に乗せられ赤黒い凶器を近づけられ目を瞑った

しかし襲うであろうあの特有の痛みが襲って来ない

何かが壊れる音と男のうめき声

『えっ‥』
目を開けると…仁がいた…



ーーーーーーー


『…という訳だから仁ありがとう…助けてくれて』

「……っ」

仁に抱き締められた

「本当はここでお前を抱きてぇが外の奴等が待ってる…」

『えっ?』

ガチャッ
仁の部屋から出ると幹部のみんなと夏海

「あいり~!良かった!」

『夏海…』

「心配したんだよ?誘拐されたって聞いて…」

『ありがとう…』

ドカッ!
なぜか仁に蹴られる斗真…
「なんだよ仁…お前オレの考えてること分かるのかよ?」
「うわっ…斗真の頭の中とかピンクのお花畑だろ?」
「さすが和馬!言えてる」
「みんなしてひでぇよ」

よく分からないけど…みんな笑ってくれて良かった

『みんな…ありがとう』


〈〈〈〈…可愛い……〉〉〉〉
言葉に出すと仁が怖いため心の叫び

「てめぇら見んじゃねぇよ…」
仁に抱き寄せられた

本当に今が幸せだ




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