第14章 何はどうあれ一件落着?
『それが…私の上に乗ったと思ったら直ぐに帰っていったの。黒髪の男の人を置いて…』
本当にそれは不思議だった…
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『いやぁ…やめて…!!』
「大人しくしてろよ…」
私の着物を脱がす男たち…
太ももを触られ気持ちが悪い…
「俺から入れる…お前らは押さえとけ」
宮田に脚を広げられた
もうだめっ!いやっ!
ピピピピー
突然何かが鳴った
「チッ…行くぞ…代わりにお前抱いてやれ…但しゴムしろよ」
「はいっ!」
後から来た黒髪だけを残し、宮田と3人の男たちは出ていった…
「じゃああいりちゃん…宮田さんの代わりに俺が抱いてやるよ…」
依然として代わらないこの窮地
でも1対1ならどうにかなるかもしれない…
動く脚を男の急所におもいっきり振り上げた
「クッ……この女…!」
いつかドンキーがホームルームで教えてくれたことが実際に役にたつなんて…ドンキー様、ありがとう
痛みに悶絶し動けない男
その隙に部屋から出る
「こらっ!待て!」
迷子になりそうなくらい広い料亭…
出口が見当たらない…
『きゃああ!』
「捕まえた。こっちに来いよ…」
『離して!』
またさっきの部屋に連れていかれる…
「宮田さんの婚約者だから優しく抱いてやろうと思ったが…俺を刻みこんでやる…」
帯を固定していた紐で手を縛られる
『やだっ…だめっ…』
男の赤黒く変化した凶器を口に押し込まれる…
「まずはご奉仕しろよ。噛んだら殺す」
口の中に入れられ背筋が凍る…
仁の時とは違い気持ち悪い
グチュグチュグチュ
『…ンッ…おえッ…グッ…』
頭を無理矢理動かされ苦しい
「いいぞ‥そのまま舌絡めろ‥」
『‥ゥ‥グッ‥フッグッ』
気持ち悪い気持ち悪い嫌悪感が込み上げる
早く終わってっ!
「出すぞ…」
『オエッ‥ゲホッゲホッ…』
青臭いく不快感、口の中にたまっていたものを吐き出す…