• テキストサイズ

あなたにだけは囚われない!【R18】

第10章 立ち止まってもいいですか?


眉間に皺を寄せかなりご立腹の様子…

“X“を知っていても知らなくても彼の容姿に黄色い声が止まらない…

そして会話をした私に視線が集まり睨まれる
いつものこと。繁華街の女たちに向けられる視線に比べれば可愛いもの

「ねぇ、あれって“X”のひとかしら!?」
「“X“がこんなところにいるはずないじゃない」
「飯島さんの知り合いかしら?」
「そうでしょ?あの高級車に乗るような方が、庶民の松永さんの知り合いなわけがないわ」
「少し危ない仕事をしてそうだけど、あの見た目なら私付き合うわ!」
「それなら私だって…」
「あの男性の方どこかで…」



『どうしたの?』

「迎えにきた…」

『…ありがとう』

「チッ…うるせぇ早く乗れ…」

『…うん』



「あれっ?仁さん?」

後ろから聞こえたら高い声





/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp