第2章 フジとしてみません? ※R-18
久しぶりのお家デート。
私、未来が彼氏のフジにされてること。
•押し倒されてる
•腕掴まれてる
•足の間にフジの体を入れられてる
↳逃走不可。
こんなことになったのは多分私のせい。
なんとなーく私がかわいいねーって言ったり、
頭ナデナデしてみたり。
そんなことをしてたから。
今日フジからは新しく投稿した実況を見させてもらってた。
そしたらいつもみたいに高い声で笑ってたり!
どっから出した見たいな声出してたり!
ボロボロのゲーム結果画面がでてたり。
そりゃあ頭もなでたくなっちゃって。
なでなでしてたら押し倒された。
多分フジは「俺も男なんだよ!」みたいなことを思ってるんだろうな………
「ねえ、未来、動画どうだった?」
「えっと……面白かったよ?」
「どこらへんが?」
「えと、全体的にやっぱり編集がすごく上手だなって思った。なんかいつもより凝ってるような気もしたよ」
「そ。じゃあ、未来のこと襲うね?」
「は?」
「久しぶりのお家デートだし。俺編集頑張ったし。いいべ?」
「話のつながりが見えなくて辛い」
「わかった。単刀直入に言おう。
未来は今から俺に抱かれて?
よし、そうと決まれば。はい、キスしまーす」
「え!?いや、ちょ、んんっ」
私は話の繋がりを説明して欲しかったんだけど。
キスしろとは言ってないんだけども。
「は、ちょっとフジ、ひゃ、」
「あー、未来やっぱり耳の裏弱いよね……
猫みたい。すっごい好き」
「ちょ、それも関係な……んゃ、ん、」
「かわい。」