第2章 フジとしてみません? ※R-18
「は、はぁ、あ」
「ん、大丈夫…?未来」
「ふあ、は、だいじょぶ……」
「ごめん……ちょっと、無理させた……」
「ん、大丈夫、だって……私も、嬉しかったし、気持ちかったから…」
「ありがと。」
行為の後のこの時間。気だるさもありながら、幸せなこの時間が大好きで。
「フジは?大丈夫…?」
「ん?俺?大丈夫。なんならもう1発いく…?」
「え、遠慮しときます!」
「さすがに冗談。まあ、でも俺に突かれてにゃあにゃあ喘ぐ猫ちゃんは見てて飽きないけど。」
「う、うるさい!!」
「あ、怒った(笑)
まあ、俺は未来のあーゆー声も好き。」
「そ、そうですか……」
「ま、とりあえずひと眠りして、一緒にお風呂入ろ。」
「ん。」
さすがに疲れたのか、まぶたがどんどん閉じていく。
薄れゆく視界の中で、フジが
「愛してる」って言ったのは、気のせいじゃない。