• テキストサイズ

【イケメン戦国】風光る

第3章 出会い2


…………………………………

「弱っ。」

思わず呟いた私の目線の先には、のびている男性が三人。

(刀持ってるから気を付けないと、って思ってたけど、ただのお飾りだったか。)

先程、男性の一人に襲いかけられたが、それをひらりとかわし、相手がバランスを崩した時点で腰を思いきり蹴った。
あとの二人も似たような感じで倒した。

(...腰って、気絶するくらい痛い所?)

一つの疑問が頭に浮かびながらも、

(でも、こういう時のために、『護身術』習ってて良かった。)

そう安心する。
子供の頃、愁兄に勧められ『護身術』を習うことになった。
今ではその教室に私の敵はいない。

(強くなりすぎたかも?)

女なのに、男を守れる程の強さを持ってるのはどうだろう、とよく考える。

(だから、『男』に間違えられるんだろうな。)

顔のせいもあると思うけど、と付け加える。

(...で、これ、どうしよう?)

男性達の処理に困っていた時だった。
/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp