• テキストサイズ

【イケメン戦国】風光る

第5章 再会


「じゃあ、俺はそろそろ行かないと。」

そう言って『佐助』さんは立ち上がる。

「本当に、ありがとうございます。
『佐助』さん。」

私も立ち上がり、
『佐助』さんと目線を合わせる。

「...あの、」

少しの間の後、『佐助』さんは

「別に、呼び捨てで構いませんけど。」

と言った。

(呼び捨て...?
...いやいや、無理無理!
『佐助』さんって、大学生でしょ?
私はまだ高校生だから。
年齢差がありすぎるし。)

「えっと、それは流石に...。
...寧ろ、『佐助』さんは私のこと、
呼び捨てで構いませんから。
敬語とかも使わなくていいです。」

そう申し出た。
すると『佐助』さんは
少し考えた後に言った。

「なら、こうしましょう。
お互いの意見を取り入れて、
名前は自由、敬語は使わない、
ということで。」

(名前は自由で、敬語はナシ...、
ん?『敬語はナシ』?)
/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp