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楽屋のナイショ噺 《気象系BL 短編》

第11章 我が子


櫻「ごめんね?…智くんいつもす~っごく頑張ってくれてるんだけど…」

松「…あの人も何気にすごいこと言ってんな…」

櫻「俺、智くんの子ども生んであげられない…」

今にも泣き出しそうな顔。

大「ごめん‼翔くん!違うんだ!」

翔くんのことを抱きしめた。

大「子どもが欲しいんじゃない!
俺は翔くんがいてくれればいいんだから」

胸の中の翔くんが顔をあげた。

櫻「だって…」

大「俺はただ翔くんが一人で悩んでるんじゃないかと思って…」

相「リーダー本気で子ども出来たと思ったのかな?」

二「あの人の発想はわからないですから…」

大「ニノが悪いんだぞ!」

二「私ですか⁉」

大「紛らわしい言い方するから!」

松「いや~、普通わかるだろ~?」

二「そうですよ。翔さんの持ち方がそっと優しかったので子どもに例えただけでしょ⁉
なんでそこまで話が飛躍するんですか?」

大「翔くんの子どもは俺の子だろ⁉
…っん?俺の子…?」

松「…あっ、なんか嫌な予感…」

大「あー!そっかぁ、翔くん俺のムスコみたいに優しく扱ってくれたんだ‼」

相二松「………」

櫻「っ///」

松「…やっぱり、アホだ…」

           
おわり



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