ホストクラブ『Dear』.【Hey!Say!JUMP】
第3章 白雪姫 【岡本圭人】
「また、来てくれる?」
圭人さんは、私を抱きしめたまま、耳元でそう言った。
「き、きます...///絶対。」
心臓がどうにかなってしまいそうなのを抑えて、そう言った。
でも、今の顔は絶対に圭人さんには見せられないっ。
だって、涙と恥ずかしさでぐちゃぐちゃなんだもん。
「ありがとう。俺、待ってるから。」
今振り向いたら、また悲しくなる。
だから私は振り向かないで「はい。」と返事をした。
でも、必ずまたあなたに会いに来るから____。