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しあわせのかたち

第1章 私の仕事は……………?


「安田さん…もしかして酔ってますか…?

明日も仕事ありますから…

そろそろお開きにしましょうか………(笑)?」



突然私に向けられた真っ直ぐな視線を

笑顔で誤魔化して

立ち上がろうとした瞬間


安田さんの手が私の手を引き寄せ

有無を言わさず安田さんは

私の体をぎゅっと力強く抱き締める……



「よ…酔ってるにして…も…

こういうのはしちゃダメですよ(笑)

ほら…早く離してください!」



腕の中でパニックに陥りながら

バタバタ暴れる私を



安「いやや…離さへん………」



そんな言葉と一緒に安田さんは

さらに強く抱き締める……



だから仕方なく私は


「よ…酔っぱらいの相手は

私には出来ませんから!!!」



そう言い残して


私を抱きしめる安田さんを突飛ばし

家から猛ダッシュで逃げ出したんだ(涙)




だって私には

その選択ししかなかったから…………。



そうするしかなかった理由



それは私が恋している相手



その相手が






"安田章大"だからなんだ………
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