第6章 意外な一面
帰る前、また私は庭に来ていた
勿論どんな風に花の色で染めるかを考えていた
「ん〜…どんな感じがいいかなぁ〜…」
「なにしてる」
わたしはドスの効いた低い声にビクッとして後ろを振り返るとリヴァイさんがいた
「リヴァイ…さん…」
「昼の時は…すまなかった」
「いえ!私もすみません!」
「…ところでここでなにしてた」
「あ…えっと院長にこの庭を花の色で染めてくれって言われて庭のプロデュースをするためにどうしようかなと思って見に来ました…」
「そうか…頑張れよ…」
リヴァイは夢歩の頭をポンポンと手で優しく叩くと帰っていった。入れ替わりで来たのはエルヴィンだった
「エルヴィン院長…どうかされました?」
「いや、とくに理由はないがちょっと面白い話をしようと思ってね」
「面白い…はなしですか?」
「ああ、今日目の検診があっただろ?」
「はい…怖かったですw」
「ハハッそうか、それで、リヴァイがね」
「リヴァイさんが?」
何かやらかしたのかな?そーいえば目を見開かされたっけ…想像つかないなぁ
「リヴァイが目を開く時に必死に対抗してね、ハンジの手をガシッと掴んだんだよ」
予想は出来てたけどwやっぱりw
と私は大笑いした
「アハハハハッ!なんですかそれ…w子供みたい…ふふww」
「そうだろ?リヴァイは目を開くのが何故か嫌いなんだよw驚いたときは見開くのにね」
「アハハハハッ!確かにそうですねw…ふふwwやばいwお腹がwというか、意外な一面ですねw嫌がるなんて、しかも子供みたいに対抗してw」
「あぁそうだね」
その時夢歩を見るエルヴィンの顔は優しさで溢れていた
「それじゃ、お暇させていただくね」
「はい!お疲れ様でした!」
そしてわたしもしばらくしてその場を去った
にしても見たかったなあ…リヴァイさんの対抗してる所…
そして夢歩は家につき、風呂に入り眠った